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不動産チラシは情報がいっぱい
普段から新聞の折り込みやポストなどで見かける機会が多いチラシ。お家購入を考えている人はもちろんそうでない人も1度は目にしたことがあるでしょう。
ごちゃごちゃ書いてあるので結局見る場所は間取りと値段、築年数くらいではないでしょうか?実は不動産チラシは情報がいっぱいです。見方を覚えればもっと不動産探しが楽しくなります。
50㎡ってどれくらい?広い狭い?
不動産のチラシで見かける「一戸建2階建て20坪」、「1LDK50㎡」ってどれくらいの広さか想像つきますか?今住んでいる部屋も2LDKとは知ってるけど何㎡かは知らない人が多い。簡単な計算式があるので当てはめていきましょう。
1坪=約3.3㎡=約2畳
3.3㎡でたたみ2畳分ということは50㎡のマンションだと約26.7帖くらい。そこにバス・トイレ、洗面室、玄関を抜いたのお部屋の広さです。
ちなみに不動産チラシでよく使われている表記は壁芯法。お隣の家の壁の間から広さを計ってます。登記簿上はお部屋の壁の内側から計測してますので多少の誤差が生まれます。住宅ローン減税の適用は登記簿になりますので購入時は注意が必要です。
マンションを購入した後も費用はかかる
マンション購入の理由に家賃がもったいないとおっしゃる方がいます。しかし、マンションを購入した後もお金はかかるのです。その1つが「管理費」です。管理費とは主にマンションを購入後、共有部分の掃除をしたり備品が壊れていたら直し、管理人が在中していればその費用に充てられます。エレベータや防犯カメラなどのメンテナンスも含まれます。
もう1つは、「修繕積立金」です。マンションが古くなってくると配管が錆びてきて水漏れの原因や臭いの元になります。だいたい15年前後で配管の交換や外壁の塗装などに使われます。大規模の修繕のため何千万円かかることも多く住民みんなで積み立てておくわけです。
管理費、修繕積立金の金額はマンション全体の総床面積を各部屋の面積で割りその割合に応じて決めています。総戸数(部屋の数)が増えればそれだけ安くなります。
戸建の場合は管理費、修繕積立金がないのでお得に感じますが、もし壊れた場合は自分で修理するので変わらないかもしくはもっと費用がかかるケースが多いようです。
所有権って?実は土地を借りてることもある。
「所有権」とは。マンションは敷地面積を総床面積で割り各部屋の配分に応じて土地の権利を持ちます。そのため実際に持っている土地の権利は非常に少なくなるのですが、悪いことばかりではなく土地の権利が少ない分、一戸建よりも固定資産税が安くすみます。
他に「賃借権」といい土地を地主から借り、上に建っている建物の権利だけを持つ方法もあります。この場合、地主に定期的に土地の賃料を支払い売買の際も地主の許可を取らなければなりません。
それでは賃貸と一緒かと思われますが建物の権利は自分の物ですのでリフォームなど自由にすることが出来ます。
また、所有権よりも安く購入することが出来、固定資産税も建物のみで済むメリットもあります。
管理形態で管理費は変わる。
「管理形態」とは管理会社がどこまで管理をするかというもの。管理人が常駐すればそれだけ費用もかかる。管理規約や修繕計画だけを管理委託するなら費用が抑えられるため総戸数が少ないマンションなどは負担を減らすために採用しているケースが多い。
他にも「自主管理」があり管理組合ですべての管理を行う。もちろん管理が行き届かないことも起こるので管理組合(マンション購入時に全員加入)で気を付ける必要がある。
自主管理は金融機関によっては住宅ローンが通りづらいこともある。